『2月29日の日記帳』2月。ボカロP

YouTubeにて素人ボカロPとして活動中「2月。ボカロP」のブログです。字数制限のあるTwitterや、音数制限のある詞などに収まらなかった言葉や想い、考えを文章で綴ることで、普段とは違った角度から「2月。」を知ってもらおうと言うコンセプトのブログです。気になってくださった方はブログ記事内のURLから私の楽曲を聴いてくださると幸いです。

#6 なぜボクの動画は静止画なのか

以前、


「なぜボクのオリジナル曲はアニメーションではなく静止画なのかについて語るかもしれない」とツイートしたことがありました。


今回はその事について書きたいと思います!



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結論から言うと、








作詞作曲家になりたいから、です。













..........えっと、話が終わっちゃうので詳細を笑




言うまでもなく作詞作曲家は動画を作る人ではないので、「作詞作曲家になる」もしくは「作詞作曲者であろうとする限り」ボクは可能な限り、自分の音楽の純度を保って届けたいんです。




確かに、アニメーションが付いてる楽曲はおもしろいです、すごいです。


視覚的な情報は人間にとってとても大切だし、誰もが興味を示すのもわかります。ボクもそうです。
と言うか、単純に作れるってのがすごい。
ボクにはできない。


ボクもボーカロイドを歌手として使っている人間として、ボーカロイド楽曲の文化に関連する話をするのは、まぁ不自然じゃないかなと思うのでここに書こうと思うのですが、


ボーカロイド楽曲にはアニメーション付きのモノがとっても多いという印象があります。


と言うか、ボカロPってボーカロイドをプロデュースする立場って訳だから、そもそもそう言う「楽曲と動画で演出する」ってのがその界隈では一般的だよな。という認識があります。


なので動画付きの楽曲は、


「音楽と映像的演出の両面からアプローチした複合作品」だという認識をしています。



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それを踏まえて言うと、


ボクは作詞作曲家を志す人間として「音楽と詞に力点をおいた表現をしたい」というスタンスでやっているので、曲の大半が静止画なんです。


ボクがそう言うコンセプトで創作活動をしてるように、楽曲にアニメーションを付ける方には、その方なりのコンセプトや、やり方や、理想があるのだろうと思います。


「アニメーションが好き」とかもあると思うし、「絵が描きたい」とか、「単純にやってみたい」とか。


創作は本当に人それぞれですよね。
それがおもしろい。



まぁね、正直なところ「アニメーションがある方がウケがいんじゃないかしら」という考えもありますが、見て貰うことを目的にして自分の主義を曲げることは、本末転倒と言うか、わざわざ音楽やってる意味がなくなるので、


自分の届けたい音楽の邪魔をしない程度には動画にしますが、いわゆる「見せる動画」は作らないと思います。


ボクの自分の作る動画のイメージは「歌詞カードを見てる感じ」なんです。



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なので、その曲のイメージにあった写真と曲の歌詞が流れると言うシンプルな構成。


やっぱりCDが好きで、イヤホンでmp3を聴いて、自分の世界に没入して、


小さな耳からありえない速度とありえない熱量をもって破壊的に伝播してくる音楽に細胞レベルで感動することに一番馴染みがあるし、一番気持ちいいんですよね。


「ぼくの表現したい音楽に大それた映像はいらんかな」ってな具合ですね。


そのシンプルさが、ボクの音楽の純度を保つためにとっても大切なんです。


セルもフリーザも最終形態はみんなシンプルじゃないですか。あれと同じです。(ツッコミ待ち)





ボクは音楽を届けたい。





その目的に「見せる動画」は邪魔なんです。




これはあくまでボクの話です。


もう一度言いますが、動画付きの楽曲は好きです。
すごいし、おもしろいし。


その制作の裏にどれ程の努力があるのか、ボクなんかにはとても計り知れません。


自分が音楽やる上での映像は、って話ですd(´ ―`)




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自分の音楽の自分の思う純度を保つ。
そしてそれを届ける。



そこで鳴ってる音と歌詞、



ボクは"音楽"を聴いて欲しいんだ。



なので、ほぼ静止画でやってます。




今後どうなっていくかはわかりませんが、ストーリー性重視の歌詞が書きたくなったら、アニメーションを付けることも視野に入れる可能性は、ひとつの選択肢としてはあります。


やるとしても、最低限の条件として映像が音楽を喰っちゃうのは、ボクの曲としてはアウト。


決して動画が嫌いとかではないので、興味があったらチャレンジするかもです(* ̄∇ ̄)



やってみないとわからないことも沢山あるしね。






そんなお話でした!









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